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第19期 日本学術会議核科学総合研究連絡委員会選出の会員についての報告

日本放射線化学会選出の日本学術会議会員推薦人 田川精一

  中央省庁等改革基本法第17条第9号に基づき,総合科学技術会議は日本学術会議の在り方について検討し,平成15年2月26日に,内閣総理大臣に意見具申「日本学術会議の在り方について」を出しました。日本学術会議では,平成13年2月に「日本学術会議の在り方に関する委員会」を設置して,自己改革に向けて検討を行っていましたが,上記の意見具申を踏まえ,さらに改革の具体化を行うため,平成15年3月に「日本学術会議改革推進委員会」を設置し,同年7月に「日本学術会議の改革の具体化について」を取りまとめました。

  上記の動向を踏まえ,日本学術会議は第19期に大きな改革が行われると思われましたが,時間的に間に合わず,大きな変革は第20期以降に行われることとなりました。したがって,これから,始まる第19期は短期の移行期間を担う期になる可能性があります。

   日本放射線化学会は日本学術会議第19期会員候補者として籏野嘉彦東京工業大学名誉教授,同推薦人として田川精一大阪大学教授を選出しました。

  核科学総合研究連絡委員会からの第19期会員として推薦すべき者及び補欠の会員として推薦すべき者を決定するための推薦会議が核科学総合研究連絡委員会を構成する原子力基礎研究専門委員会,核融合専門委員会,放射線科学専門の3専門委員会に関連する学会から選出された推薦人で平成15年5月15日に行われました。第18期の核科学総合研究専門委員会の意見,各学会の意見も十分踏まえて,第19期は旧システムから新システムに移行する過渡的な期という捉え方が強く,短期であるが実質的に非常に重要な期となると予想されるので,例外的であるが日本学術会議に熟知している柴田徳思会員に続投をお願いし,併せて,籏野嘉彦先生を補欠の会員として推薦することとしました。

  その後,日本学術会議会員推薦管理会から日本学術会議法に基づいて,柴田徳思先生が正式に第19期日本学術会議会員,籏野嘉彦先生が第19期日本学術会議の補欠の会員として決定されたという通知がきました。柴田先生には我々の代表として大いにがんばって頂くと同時に会員はボランティアですので我々も柴田先生の活動を支援してゆくことが重要だと思います。

 

最終更新日: 2003年9月2日